着圧ソックスの脱いだ後にかゆい/原因と対策
着圧ソックスを脱いだ後にかゆみが生じる原因は以下の通りです。
締め付け(圧)が強すぎる
強すぎる圧から解放された反動で、急激に足が温まることによりかゆみが生じる
素材が肌に合わない
ナイロンなどの素材でかぶれや痒みが生じている可能性がある
肌が乾燥している
乾燥肌だと着圧ソックスによる刺激でかゆみが出やすい
対策は以下の通り。
適切な圧の着圧ソックスを選ぶ
自分の症状に合った適度な圧のものを医療機関で相談して選び(圧が弱めのものに変更するのも一つの方法)
肌に優しい素材のソックスを使う
コットンが含まれているものなど、肌に優しい素材のソックスに変更する
保湿を心がける
着圧ソックスを履く前後は保湿クリームなどで肌を保湿する
こまめに着脱する
長時間の着用は避け、こまめに着脱して皮膚を休ませる
かゆみがひどい場合は、着圧ソックスの使用を中止して皮膚科などの医療機関に相談しましょう。塗り薬などで炎症を抑えることも必要です。自分に合った着圧ソックスを選び、正しい使用方法を心がけることが大切ですね。
着圧ソックスの脱いだ後にかゆい/素材
着圧ソックスを脱いだ後にかゆみを感じる原因の1つとして、素材が考えられます。
多くの着圧ソックスには、ナイロンやポリウレタンなどの化学繊維が使われています。これらの素材は肌を刺激しやすく、敏感肌の人はチクチクと感じたり、かゆみを感じることがあります。
また、ナイロン素材は吸水性が低いため、着圧ソックスと足の間で蒸れが生じ、蕁麻疹や湿疹の原因になることもあります。
着圧ソックスを脱いだ後は、足が急激に解放されて温まります。その際、化学繊維による刺激や蒸れの影響で、かゆみが生じやすくなるのです。
さらに、着圧ソックスの履き口のゴム部分の素材が肌に合わないと感じる人もいます。ゴムによる締め付けや摩擦が、かゆみの原因となる可能性があります。
素材が原因のかゆみを防ぐには、肌に優しい素材の着圧ソックスを選ぶことが大切です。コットンが含まれているものなど、天然素材を使ったものがおすすめです。また、薄手のストッキングを下に履いてから着圧ソックスを履くのも、素材の刺激を和らげる方法の1つです。
着圧ソックスでかぶれることはある?
不潔な着圧ソックスを使うと、肌がかぶれることがあります。その主な原因は以下の2つです。
汗をかいたままの着圧ソックスを履き続ける
着圧ソックスを履くと、血行が促進されるため足に汗をかきやすくなります。汗をかいたままの着圧ソックスを履き続けると、雑菌が繁殖しやすい環境になります。そうすると肌にかぶれが起き、かゆみが生じることがあります。
洗濯せずに繰り返し着用する
着圧ソックスを洗濯せずに何度も履いていると、汗や皮脂などの汚れが蓄積します。不衛生な状態の着圧ソックスは雑菌の温床となり、肌トラブルの原因になります。
したがって、着圧ソックスによる肌のかぶれを防ぐためには、以下の対策が重要です。
- こまめに履き替える。1日の終わりには必ず着圧ソックスを脱ぐ。
- 使用後は、毎回洗濯する。清潔な着圧ソックスを心がける。
- 複数の着圧ソックスを用意し、ローテーションして使う。
着圧ソックスは血行促進などの効果が期待できる便利なアイテムですが、正しい使い方を心がけないと、かえって肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。清潔な状態を保ち、適切な使用を心がけることが大切ですね。